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糸島市市議会での一般質問。共産党の伊藤千代子議員が、避難計画や危機管理などについて鋭く追求!
一般質問の原発関連部分を掲載します。






3.11脱原発集会

2015年03月11日
「GOODBYE NUKES さよなら原発!福岡集会」が、警固公園で700人の参加で開かれました。最初に後藤とみかず弁護士が「子ども達に残すのは放射能の恐怖がない豊かな環境」とのアピールを行い、避難者や原発設計に携わった方の訴えの後、九電本社まで「原発、原発、いらんばい。他の電気でよかろうもん」とコールしパレードを行いました。
 この日は、福岡集会のⅡ部として、映画「日本の原発」が福岡市中央市民センターで上映されました。丸2年の歳月を費やし、隠された真実を自分の眼、耳で確かめた弁護士である河合弘之監督の作品です。長編ですが、国家権力がどういうものなのかがよく分かるドキュメント作品でした。
政府は、原発は安全、世界一厳しい基準、放射能はコントロールされていると嘘を言い続けています。嘘に流されないためにも、機会がありましたら是非鑑賞ください。

市議会で避難計画ついての質問があり、糸島市の30㌔圏外についての避難訓練は、国の指針にないため避難訓練の計画はないことが明らかになりました。お隣の福岡市西区(40㌔圏)では、一昨年も昨年も避難訓練を実施しているのに、糸島市民8万5千人が住む30㌔圏外での訓練は、予定にないという状況です。市民のいのちと暮らしを守る、地方自治の本来の役割を取り戻すために、反原発の運動の輪をさらに大きく広げましょう!

意見書不採択

2014年10月09日
糸島市議会議員6名は、9月議会で、国に対して「玄海原発再稼働は行わないことを求める意見書」を出す提案をしましたが賛成9:反対11・退席1で不採択になりました。
 9月の本会議では不採択になりましたが、闘いは今からです。
多くの国民世論は、脱原発志向となっており、日本各地での抗議行動や集会は3年前に比べて大きく増え、いまだに収束していない福島原発の汚染水もれに国民の不安は募るばかりです。意見書採択に賛成した議員と一緒になって再稼働反対の世論をつくり、何としても再稼働をストップさせましょう。
 10月15日(水)には、意見書を提出した6人の議員による市政報告会が開かれます。議会の審議結果報告の後、ワールドカフェ形式で意見交換もあります。新婦人の皆さんも是非参加して運動の輪を広げましょう!
 また9月の市議会では、憲法改正の意見書が提出され、本会議で採択されました。憲法の根幹となる、9条を解釈で変えられるとなると、アメリカと一緒になって集団的自衛権を行使し、日本は標的になってしまいます。大変危険な動きです。このような市議会の動きに関心を寄せ、平和への思いを一緒に広げて行きましょう!

 川内原発再稼働は何としても止めたいという思いで、8月30日の薩摩川内集会に続き再度参加しました。私にできる事は、集会参加や九州玄海訴訟の原告の拡大をする事です。身近なところからと自分の子どもに訴え、原告になってもらいました。
 9月27日に起きた御嶽山の噴火は、火山国である日本国土の危険性がよりリアルになり、原発の再稼働は非常識だと、バスの中で話が盛り上がりました。
日本国内には、活火山が140あり、その内防災のための監視・観測体制が必要な火山は47です。そのうち九州にある山は9つ。火山が噴火したとき、どこの原発も大丈夫と誰が保証してくれるでしょうか。再稼働阻止の声をあげ、一人でも多くの人に原告参加を広めたいと思います。
文責/楠瀬

 福岡よりバス3台でいざ川内へ。糸島から楠瀬・栁の二人が参加しました。1号車は、高校生から91歳の方まで、幅広い年齢構成で、自己紹介を兼ねながら参加目的を一人ずつ発言しました。
 私は、日本では現在原発がストップしているが、川内原発が再稼働するとそれを突破口にして、佐賀の玄海原発も再稼働する危険は十分にあるので阻止しなくてはいけないと参加しました。
 集会は13時開始でしたが、バスが遅れ最初から参加できなかったのが残念でした。
 福島より、放射能から子どもを守るために避難してきた女性の発言。「子どものことを考えて、九州に避難してきたのに、ストレスで学校に行けない。赤ちゃんが産めなくなってもいいから、福島に帰りたいと言っている」という話を聴いて、3.11福島を忘れてはいけない、2度と同じ過ちを繰り返してはいけないと改めて思いました。
 デモ行進では、福岡のメンバーは、おなじみ「博多ぶらぶら」の曲に合わせて“原発、原発いらんばい”“火山、地震はどうすると”“避難計画どうすると”とコールしながら歩きました。
 行進の後は、はがき行動を個別訪問で各戸を訪ね、再稼働を容認する市長や市議あてに葉書を送る事を呼びかけました。
 帰りのバスの中で、今日の行動をきっかけに、少しでも前に進もうと意見交換をしました。又、玄海原発再稼働阻止の原告団事務局から、原告数があと150人で8,500人に達するということを聞き、周りに広げようと改めて思いました。
文責/楠瀬